ドキドキさせる系女子は男性に先を「妄想させる」

 
男性をドキドキさせる系女子、とはいっても、下手に女性らしさを武器にしすぎて、安っぽい女として見せてはいけません。
胸元の露出の激しい服を着たり、短いスカートを履いてボディラインを強調したり、セクシーな匂いの香水をつけたり……なんて安っぽいお色気勝負は、むしろ古臭くて地雷臭です。
 
お色気テクニックも男性との距離を縮めるきっかけにはなりますが、本当に男性をドキドキさせるのは「いけるか、いけないのか」の駆け引きの瞬間です。
明らかに押せば倒れるものを手に入れた時よりも「いけそうだったのにいけなかった時」、「いけなそうだったのにいけちゃった時」。
絶妙な距離感がつき詰まった瞬間が、男性のドキドキを高めます。
 
この吊橋効果を上手くコントロールできるかが、男性にモテるドキドキさせる系女子の腕の見せ所です。
何を考えてるか分からないこの子と、今夜一緒に過ごしたらどんな感じだろう……。
ドキドキさせる系女子は、男性に先を妄想させるのが上手なんです。

露出や上目遣いはいらない！男性をドキドキさせるテクニック

太ももや谷間を使わずして、男性をドキドキさせるためには「心の吊橋効果」や「ギャップ萌え」的なテクニックを駆使し、男性を翻弄させることが重要です。
好きになった男性を追いかけるのではなく、追いかけさせるテクニックをチェックしていきましょう。

1.「笑顔」よりも「笑い」が大切

 
女性は男性に「楽しませてもらいたい」と思っている人が多いですが、男性をドキドキさせる女子は男性との楽しい時間を一緒に作る人、演出してあげることができる人です。
 
例えば飲みデートの時など会話を楽しむ場では、彼との話を本気で楽しむことが大切です。
貼り付けたような笑顔で相槌を打つだけではなく、彼の話を面白おかしく拾ったり、時には声に出して笑ったり……。
お酒の力も借りつつ、少し近めの距離感で会話を楽しんでみましょう。
 
オーバーなりアクションで会話を楽しんでいると、彼も「楽しんでくれているんだなあ」と安心できます。
相手が楽しんでいると思うと、自然と自分も楽しい気持ちになってくるものですよね。
 
清楚な女性が好きという男性でも、ここぞという時は物事をポジティブに楽しめる元気な女性との方が「一緒にいて居心地がいい」と感じるものです。

2.気軽な関係ができてこそ、ボディタッチが活きる

 
露出の多い服なんて着ていなくても、男性に女性らしい雰囲気を匂わせることはできます。
むしろ外見とギャップがあった方が「この先の関係になったら、どんなふうになるんだろう」という期待は強まります。
 
なので、ファッションは大人としてのTPOをわきまえたもので大丈夫です。
スカートを履いた方がいいということも、うなじを出したほうがいいということもありません。
あなたが自分自身、一番似合うだろうと思っている服でOK。
 
気軽に笑い合えたり話し合える関係が出来上がっていれば、服装で匂わせるよりも、ちょっとしたボディタッチの方が彼をドキッとさせるでしょう。
特に誘うような服を着ているわけでもなく、匂わせるような会話があったわけでもないのに、歩いている時にぱっと触れる手。
カウンター席でふと触れる足。酔っ払った表情で視線を絡め合う、アイコンタクト。
ボディタッチなんて、このくらいさりげなくでOKなんです。
 
男性に自分を見せすぎず、でも「彼女になったらどんななんだろう」「夜を一緒に過ごしたらどんななんだろう」ということを想像させて。

3.帰り際の匂わせ発言で吊橋効果をアップ

 
軽いボディタッチを交わしても、男性からのとまどいやドキドキが感じ取れなかったら、終電前に軽く匂わせな発言を混ぜてみてもいいかもしれません。
 
「女の子に終電逃して〜、とか言わないんだね」
「今日、まだ帰りたくないなあ」
 
など。
物理的に終電を逃せない時などに言うのもいいかもしれません。
男性は「いけそうでいけない時」に、最も心を焦がします。
最後に「冗談です〜」と一言付け加えるのもいいでしょう。
 
「酔っ払っているから言っているのか、それとも自分のことが好きだから言っているのか。でも、態度はカジュアルだし……どういうこと！？」と、男性には頭を抱えてもらいましょう。
気分を上げたり下げたり振り回されると、異性への興味は強くなります。
デート中、彼という魚を釣りながらも、エサは与えたり与えなかったりを繰り返すのが効果的。

デート後のLINEは素直に好意を伝えて

 
振り回しすぎたな、と思ったら、バイバイした後のLINEではしっかり「今日楽しかった」「また遊びたい」など、素直に好意を伝えてみてください。
LINE交流での素直なやり取りと、実際に会った時の読めない行動も、男性の頭をさらに悩ませることになるでしょう。
 
あなた自身、恋に落ちている時って相手が「何を考えているのか分からない」と思ったことはありませんか？
男性にも、そういう気持ちを持ってもらうように意識してみて。
結局は会った時の言動の方が重要なので、LINEでは存分に好意を感じさせてOKです。
実際のデートの時はミステリアスに振る舞いながら、うまく足し引きして。

「匂わせ」と「健全さ」の適度なバランスが大切

 
ビッチ見えしないドキドキさせる系女子になるためには、イケそうに見える「匂わせ感」と、簡単には落ちないように見える「健全感」のバランスを取ることが大切です。
服装や会話は健全な雰囲気を保ちながら、時に下ネタも笑って楽しんだり、友達以上恋人未満のスキンシップで相手に揺さぶりをかけましょう。
 
コツは、あくまで意識してやっているわけではなく、自然に振る舞っているように見せること。
誰にでもそうなのか、オレにだけそうなのか……それを突き止めたくて、男性は次のデートに誘ってくれるはずです。
 
匂わせ発言の後も、すぐ一緒に一夜を過ごすのはNGです。
しっかりと彼におあずけ感を感じさせて、あなたを「落としたい！」と思わせて。
 
 
text：ミクニシオリ