1.気まずいLINE、送ってない？

 
いくら「ナシ」と態度で表しても、懲りずに強めのアプローチをやめない男性に対して「しつこくって……」と同性の友人に愚痴を漏らしたことはありませんか？
 
LINEのノリが悪くても、お構いなしで距離感を詰めてくるようなアプローチ……「空気が読めない男性」として、ナシ判定は強まる一方ですよね。
でもしかし、これは男女逆転しても同じことです。
 
日常的なLINEのコミュニケーションが噛み合わないと、一種の価値観の違いを露呈させてしまいます。
連絡の頻度や内容、ノリの良さなど、あまりにずれているとやり取りする気が失せてしまうこと、あなたにもありませんか？
 
気になる人にLINEを送る時は「自分ならどんなLINEが来たら気持ちいいか」を意識しましょう。
相手がダラダラと毎日LINEしたいタイプなら、合わせて日常的にLINEを送ったほうが効果的です。
逆に、お相手が必要事項以外のLINEをダラダラしたがらないタイプ、LINEを早めに切りたがるタイプなら、あまり深追いして連絡しすぎないように気をつけて。
あなたが非モテ男性を批判した時のように「空気が読めない女」判定されてしまう可能性があります。

2.相手の話、ちゃんと聞いてる？

 
自分の話ばかり自慢げに話してドヤ顔してしまうタイプの男性も、女子会では「ナルシスト」とバカにされがちです。
会話はキャッチボールですから、一方的にどちらかが喋り続ける状態を、つまらなく感じる人も多いもの。
 
あなたは異性と話をする時、どのくらいの割合で会話をしていますか？
女性もまた、男性とは違う意味で話が長くなってしまいがちな人が多いです。
気になる異性や恋人に対しても、自分の話ばかり「聞いて聞いて」と言って、演説してしまっていませんか？
 
特に女性の場合、人間関係の愚痴を誰かに話したくなる、ということもよくありますよね。
女性同士ならいいのですが、男性の中にはそういう愚痴っぽい話をあまり楽しんで聞けない人もいます。
長い話を相手に聞いてもらう時には、相手の顔色や相槌、どのくらい興味を持っていそうかを伺いながら、話の長さを調整してみましょう。
 
また、相手の話を聞いている最中に、自分の話題にすり替えてしまう「お話泥棒」行為にも注意して。
誰だって、自分の話は最後まで聞いてほしいものです。

3.「おごってもらい方」、意識してる？

 
どちらがどのくらいお会計をするかという「奢り奢られ問題」も、女子会ではヒートアップする話題の一つですね。
歳上の男性と食事した際など、払ってくれる額が少なかった場合、それだけで男性を「甲斐性なし」認定してしまう女性もいます。
 
一般的に食事をする際は、女性より男性の方が飲み食いする量が多いことも多いので、その場合女性が多少多く払ってほしいと考えるのは当たり前の感情かもしれません。
その一方で、コース料理を注文している時などは、2人が飲み食いする量に差は出づらいでしょう。
そういう時も「男性に払ってもらうのが当たり前」と思ってしまってはいませんか？
 
SNSをのぞいてみると「おごって欲しがる女性は時代性に合っていない」という男性意見もあれば「男性のくせに1万円以下の飲み代すら奢らないなんて」という女性意見もあります。
どちらも極論ですが、男性側もなにか理由がないと、女性に奢るメリットはありませんから、女性にも「奢ってもらうに値するだけの甲斐性」が必要なのかもしれません。
 
しかし、こと気になる異性に対しては「気になるからこそ、少し多く出してほしい」と男らしさを求める女性心理も理解できます。
そんな時は、あえてお金を少なく持っていって「二軒目は私が出すね」と言うなど、次につながるようなコミュニケーションを上手に取ってみるのはどうでしょう。
相手も自分に好意を感じてくれていれば、きっと受け入れてくれるはず。
二軒目はしっかり払って「奢られたい女」として地雷認定されないように注意して。

好きな人からモテるためのたった一つのコツ

女子会で話題に上がる男性の愚痴の多くは、男性の女性に対する「気遣い力の足りなさ」であることが多いように思います。
しつこいコミュニケーション、食事中の会話、デートのスケジューリングの甘さなど……「私のことが好きなら、もっと私のことを考えて行動してよ！」という女性の叫びです。
 
それは男女が逆になったとしても一緒。
好意を持たれた方は、相手に対して「この人は自分に何をしてくれる人なのだろう」と考えます。
好きな人からモテるためには「好きな人を喜ばせるために、何をしてあげられるか」を考える必要があります。
自分が非モテな男性からされた、空気が読めない行動を反面教師にしながら、相手がどんなコミュニケーションを望んでいるのか、しっかり考えましょう。
自分がされて嫌なことは、相手にもしない。
シンプルですが、とても根本的で大切な価値観です。
無理して魅力的なモテ女を目指すよりも、まずは誠実なコミュニケーションを行ってみましょう。
 
 
text：ミクニシオリ