1.プライドを持って仕事しているか？

 
男性たちは30代女性に、20代にはない魅力を求めています。
中でも、結婚を考えるということになると、仕事への姿勢を高く評価する男性は多いもの。
今はもう、女性に「専業主婦であってほしい」と望む男性は少なく、むしろ「一緒に家計を支え合ってほしい」と考えている男性の方が多いです。
 
そんな時、男性は30代の女性に「社会的自立」を求めるのです。
仕事観のふわふわした20代よりも、地に足のついた30代の方が、結婚を意識するにあたり現実的です。
正社員の仕事を続ける意欲がある、または今の仕事にやりがいを感じているなど……恋愛以外に生きがいを見出している女性は、年齢・年代に関係なく魅力的にみえるものです。
30代前半、30代後半と細かめのステップで、キャリア目標や年収目標を確認していきましょう。

2.実家を出て家事をこなせているか？

 
30代女性の婚活を大きく左右するのが「実家を出ているかどうか」です。
実家から出て1人で生活できているということは、金銭的にも精神的にもある程度自立しているという認識を男性に持ってもらえます。
家事能力についても、ひとり暮らし経験があった方が男性に理想的なイメージを持ってもらいやすいでしょう。
 
逆に「30代になっても実家で暮らしている」というだけで、男女問わず偏見のイメージを持たれやすくなります。
金銭関係や家族関係に勝手な悪印象を持たれやすく、結婚を考える時にマイナスを与えやすくなります。
30代から婚活をはじめるなら、1人での生活も視野に入れた方が無難そう。

3.年相応の品があるか？

 
社会人になりたての20代女性と、30代女性。
見た目にどんな差があるかと言われれば、30代だからといって、20代と比べて大きく老け込まない、ほとんど変わらない女性もたくさんいます。
ただし、服装や持ち物、振る舞いなどの部分では、年齢相応に見えた方が好印象です。
 
30代になって年齢をコンプレックスに感じる人の中には「若見え」を意識する女性も多くいます。
もちろん体型維持や肌メンテナンスは大切ですが、服装や振る舞いを必要以上に若く見せすぎると「未成熟」「年齢不相応」と捉えられることがあります。
あえて大人っぽくしすぎる必要もないですが、今の自分や年齢に似合う振る舞いや服装を心がけてみて。

4.コンプレックスをこじらせていないか？

 
30代ともなると、20代のうちにそれなりの恋愛経験を積んできた人も多いでしょう。
もう失敗したくない、そういう焦りや不安は、相手に伝わりやすいものです。
失恋の経験や、好きだった人への断ち切れない思い、自分への自信のなさなど、誰しもコンプレックスはあるものですが……コンプレックスを「こじらせ」すぎていると、相手に引かれてしまうこともあります。
過去の恋愛を断ち切るために婚活している人もいるかもしれませんが、あまりに昔の人と目の前の相手を比較しすぎないように。

20代と張り合おうとしないこと

 
30代婚活女性の中には「20代の女性に負けないように」と努力をする人がいます。
しかし、20代の魅力と30代の魅力はまったく違うので、無理して20代の基準に張り合う必要はないのです。
 
20代の女性には、社会人になりたてのフレッシュさや、まだ未熟だからこその可愛らしさが求められます。
30代の女性には、20代でどんなことを考え、何をしてきたのかという集大成が求められます。
辛酸をなめたこともあるからこその余裕や落ち着き、社会人経験の長さからくるスムーズなコミュニケーションなど……。
「今の自分」を認めている人なら、30代であるということは婚活における大きな障害にならないはずです。
まずは、自分の年齢をあなた自身が受け入れることが大切です。
 
 
text：ミクニシオリ