2021.08.12
いつの時代も憧れの的、強い女性。
かっこいい女性が大活躍している姿を見ると、勇気がみなぎりますよね!
仕事に奮闘、恋に爆走、家族のために、国の威信をかけて、地球の平和を守るため……。
映画の世界で男性ヒーロー顔負けの大活躍をするたくさんの女性たち。
断言します!
古今東西、女は強い。
そして強い女は輝きを放ち、周りを明るく照らしてくれます。
そして女性ならではの繊細な悩みやかわいらしい一面、またまたなりふり構わず暴走する姿……共感できることもたくさんあります。
自分自身と重ね合わせながら映画鑑賞をした経験、みなさんきっとありますよね!
さて、今回ご紹介するのはそんな女性たちが活躍する映画【仕事編】です。
休日の終わり、ちょっと気が重い日曜日の夜におうちで鑑賞したら、月曜日から全力で仕事を頑張れそう!
そんなパワフルな女性たちが社会で活躍する大人気映画をランキングでご紹介します。
それではまずは5位からどうぞ!
目次
作品情報
日本公開/2011年2月
上演時間/107分
監督/ロジャー・ミッシェル
出演者/レイチェル・マクアダムス|ハリソン・フォード|ダイアン・キートン
朝のニュース番組のプロデューサーのベッキー(レイチェル・マクアダムス)は、忙しいながらに充実した日々を送っていた。
仕事中毒人間のベッキーだったが、なんと人員削減のため、会社をクビになってしまう。
失意の中ようやく見つけた仕事は、ローカル局の低予算ニュース番組だ。
スタッフのモチベーション含め環境は最悪。
過去の栄光を切り捨て、なんとか番組を立て直そうと決意したベッキーは、往年の名キャスターであるマイク(ハリソン・フォード)にMCを頼む。
しかしそのマイクは第一線を退いたものの、あまりにも気難しく横柄だ。
あまりの扱いづらさにベッキーは困り果てるが、番組のために懸命に奔走する。
その頑張る姿にマイクや周囲のスタッフも心を開き始め……。
報道の最前線で働く女性と聞くと、自分にも他人にも厳しく男勝りなキャリアウーマンを想像してしまいそうですが、この映画の主人公のベッキーはそうではありません。
チャーミングで、一生懸命だけど空回りしがちな等身大の20代。
特に恋愛に対しては不器用そのもので、少女のような振る舞いにデート相手に失笑されるほど。
そんな完璧ではないベッキーに感情移入してしまう女性も多いのではないでしょうか。
会社をクビになったり、上司に罵倒されたり、番組の打ち切りの危機に直面したり、ベッキーに突き付けられた運命はあまりにも過酷です。
でも、その一つ一つと真剣に向き合い、なりふりかまわず奮闘する姿は痛快そのもの。
慣れない環境でリーダーシップを取ろうと頑張る姿はとても健気です。
なにしろ、レイチェル・マクアダムス演じるベッキーが感情豊かで本当にかわいいんです!
いつの間にかベッキーのファンになり、少しずつ成長していく彼女のことを自然と応援したくなります。
一方でもう一人の主人公、ハリソン・フォード扮するマイクのかわいげのないこと(笑)。
わがままで横柄、気難しくジョークのセンスも最悪。
それでも、かつては報道に対する強い思いもありました。
その熱意を取り戻したいベッキーと、プライドの高いマイクとのしびれるやり取りは見ものです。
そんな嚙み合わない2人は、番組打ち切りの危機をどうやって乗り越えるでしょうか?
スピーディーで痛快なストーリーは、マイクが心を開くことで思わぬ展開をしていきます。
ほろりとするラストまで、ぜひお見逃しなく!
作品情報
日本公開/2002年4月
上演時間/157分
監督/ロバート・ルケティック
出演者/リース・ウィザースプーン|ルーク・ウィルソン|セルマ・ブレア
大学でファッション販促を専攻しているエル・ウッズ(リース・ウェザースプーン)は、ブロンド美人。
オシャレが大好きなエルは、明るく前向きな性格で、成績も優秀だ。
しかしある日、政治家志望の最愛の恋人ワーナーに「ブロンドは政治家の妻にふさわしくない」と急に別れ話を切り出されてしまう。
ショックを受けて涙にくれるエルだったが「なんとか認めてもらって結婚しよう」と、ワーナーが通うハーバード大学のロースクールに入るために奮闘の末、難関試験を突破し……。
しかし元カレを振り向かせるための計画は思わぬ展開に!?
法律の知識を得たエルは、悩める女性のためについに行動を起こし法廷に向かう……。
この映画の魅力は、なんといっても主人公のエル!
ド派手なファッションに身を包み、愛犬のブルーザー(チワワ)を連れ歩き、社交クラブの代表を務め、いかにも“パリピ”なエルは正直「この子大丈夫?!」と誤解されそうな見た目をしています。
たしかに元カレのワーナーが言うように、いわゆる“政治家の妻らしい”見た目はしていません。
ただ、エルはいつでも前向きで、とても思いやりの深い女の子。
決して諦めることなく目標に向かっていく姿に、いつしか誰しも虜になってしまうのです。
そんな頑張り屋のエルは、ワーナーとヨリを戻そうと奮闘する中で、あるきっかけから新たな夢を見つけるのですが……。
ラブコメディーであり、サクセスストーリーでもあるこの作品。
笑いあり涙ありの、痛快な物語からは確実に元気をもらえますよ。
何より「自分を振った彼氏を見返してやる!」という原動力……最高ですよね(笑)。
恋をしている女の子の暴走は、誰にも止められないのです。
笑ったり泣いたり感情豊かなエルが、本当にチャーミングです。
きっと誰しもが、エルの魅力に夢中になります!
とにかくスクリーンいっぱいにかわいさ満開のこちらの映画。
LAのセレブでファッション専攻だったエルの、さながらバービー人形のような洋服やアクセ、素敵な小物の数々は映画の見どころの一つ。
きっと映画を見た翌日は、キュートでカラフルなファッションに身を包みたくなりますよ。
作品情報
日本公開/ 2015年10月10日
上演時間/121分
監督/ナンシー・マイヤーズ
出演者/ ロバート・デ・ニーロ|アン・ハサウェイ
ジュールズ(アン・ハサウェイ)はファッション通販サイトを運営する会社のCEO。
忙しいながらも充実した日々を過ごすジュールズは、誰もが羨むような完璧な女性だ。
専業主夫でイクメンの夫と、小さな娘と家庭も築き、側から見れば幸せそのもの。
経営者として、妻として、母親としてパーフェクトのように見えるジュールズだが、実は仕事での試練とプライベートでも大きな悩みを抱えていて……。
そんなとき、シニアインターンとして70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)が入社してくる。
40歳の年の差に最初は戸惑い、「なんとか別部署に移動させよう」など、距離を取ろうとするジュールズ。
しかしベンはその紳士的でまじめな人柄から、社内で人望を集めていく。
そんな姿を見たジェールズも次第に心を開き始め、生活にも次第に変化が訪れる。
アン・ハサウェイ扮するジュールズの聡明な美しさが圧倒的なのはもちろん、70歳の老紳士、ベンのキュートさと深い思いやりに、ときめきが止まりません。
ロバート・デ・ニーロってこんなにかわいいおじいちゃんだったの?!と、名優の演技力の幅に驚かされました!
ベンがシニアインターンとして働くことになったのは、ブルックリンにあるファッション通販サイト。
定年後の男性が働く環境としてはなかなかミスマッチ感がありますが、若いスタッフたちはみんな自然とベンを受け入れ、親しみを持って接します。
すっかり受け入れられたベンは若手社員の恋の相談に乗ったり、はたまたベン本人にもすてきな女性との出会いがあったり……クスッと笑えるエピソードも満載。
ベンは素晴らしい影響をジュールズだけでなくスタッフみんなにもたらします。
そしてジュールズの働く女性ならではの悩みには、共感できるところがたくさんあります。
妻として母として家庭に寄り添いたい思いと、会社の経営にもっと力を入れたいというビジネスウーマンとしての気持ち。
ジュールズは女性にとって憧れの存在ですが「その悩み、わかる!」と思わず画面に向かって叫びたくなります(笑)。
ベンは紳士を超えてもはや聖人君主ですし、若手スタッフたちもチャーミングで懐の深い人たちばかり。
この物語、登場人物たちの中で気持ちのすれ違いはあれど、本物の悪役はいません。
「いろんな側面があるだけで、みんな良い人」というのは、やっぱり理想の社会ですよね。
「映画観ているときくらいストレスを抱えたくない!」というちょっと仕事にお疲れの女性に特におすすめです。
次から次へと発生する事件も、ベンの長年の経験を駆使すればなんのその。
ベンに「私のインターンになって!」と思う女性が続出したことでしょう。
ジュールズとベンの2人を応援しながら、観ている方も元気になれるハートフルな「マイ・インターン」
性別も立場も年代も違う2人の間に生まれた友情、そしてそれぞれの家族愛、会社での仲間たちとの素晴らしい関係がこの先もずっと続きますように……と温かい気持ちになれますよ。
作品情報
日本公開/2017年9月29日
上演時間/127分
監督/セオドア・メルフィ
出演者/タラジ・P・ヘンソン|オクタヴィア・スペンサー|ジャネール・モネイ|ケヴィン・コスナー|キルスティン・ダンスト|ジム・パーソンズ
人種差別、性別差別が横行していた1960年代のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を支えたNASAの黒人女性スタッフたちを描いた伝記映画。
当時のアメリカは、宇宙開発でソ連に後れを取っていた。
そんな中、NASAでは国の威信をかけて人類初の有人飛行プロジェクトを進めることに。
キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー(ジャネール・モネイ)の3人の黒人女性は差別や偏見の中、地球周回軌道飛行成功のために奔走する。
歴史に残る「マーキュリー計画」の舞台裏に隠された、知られざる成功と感動を描く真実の物語。
黒人差別、女性差別が今よりも、もっともっと根深かった1960年代のアメリカ。
そんな中、宇宙ロケット打ち上げの最前線で黒人女性たちが奮闘していたことに、驚き……感動の連続です。
本作では、信念を持って働く女性像のあるべき姿や生き様が、見事に描かれています!
彼女たちは誰よりも数学の才能があるにも関わらず、黒人であること、女性であることを理由に正当に評価されない状況は、本当に悔しく腹立たしくもあります。
ただ、主人公たちはいつでも前向き。能力を活かしやるべきことをやり、笑顔を忘れず努力を怠りません。
当時は当たり前だった黒人用のトイレや、黒人用図書館、黒人用食堂など黒人専用施設の強要など、今見ると目を反らしたくなるような現実ばかり描かれますが、キャサリンたちの決してくじけない姿に、心から勇気をもらえます。
白人男性エンジニアたちが読み解けなかった計算式のミスを、キャサリンが正すシーンはなんとも痛快ですよ。
そしてキャサリンの実力や奮闘ぶり、そして彼女のこれまでの苦悩を知ったことで白人上司が心動かされていく姿には、本当に胸が熱くなります。
またキャサリンは未亡人として3人の娘たちの子育てをするワーキングマザー。
その先駆者としての描かれ方も見事です。
魅力的な女性たちの奮闘の他に、有人宇宙飛行に向けてのロシアとのし烈な戦いや、これまでの手計算からコンピューターの導入など、当時の宇宙開発最前線の背景や、働く人々について丁寧に描かれているので、見どころもたくさんです。
重くなりがちな深いテーマですが、決して暗くならず、明るく痛快なタッチで描いているのもこの映画の特徴です。
「強い思いは必ず伝わる」というメッセージが込められたこの作戦が傑作と呼び声が高いのも納得です!
男性社会で働く女性の先駆者たちの描いた「夢=ドリーム」に、必ず勇気がわきますよ。
内容が素晴らしいのはもちろん、60年代のファッションやカーデザイン、インテリアなどの美術もとってもおしゃれなので、そちらも大注目ですよ!
作品情報
日本公開/2006年11月
上演時間/110分
監督/デヴィット・フランケル
出演者/アン・ハサウェイ|メリル・ストリープ|スタンリー・トゥッチ
ジャーナリスト志望のアンディー(アン・ハサウェイ)は、幸運にも世界中の女性が憧れるファッション誌「ランウェイ」で働くことになった。
しかし、ファッションに興味のないアンディーは、他のスタッフたちから「ダサい」とバカにされ、名物鬼編集長で「ランウェイ」の女王のようなミランダ(メリル・ストリープ)にしごかれる日々。
最初はジャーナリストになるための足掛かりのつもりで嫌々働いていたアンディーだったが、次第にファッションの仕事の楽しさに目覚めていく。
そんな日々の中で、ファッション誌業界の光と闇を目の当たりにしたアンディーは、じわじわと能力を発揮。
しかしトレンドの裏側にある人間関係や業界のスピード感に振り回され始め、同時に恋人との関係にも暗雲が立ち込める。
女に生まれたからには仕事も恋もおしゃれも夢も、全部手に入れる!
そんな強い思いが凝縮された「プラダを着た悪魔」の世界。
世界中にこの映画のファンたちを生み出し大ヒットしたのも、記憶に新しいですよね。
主人公はファッションにまったく興味のない新入社員のアンディー(アン・ハサウェイ)と、「ランウェイ」の鬼編集長ミランダ(メリル・ストリープ)。
ミランダの仕事に対するすさまじいこだわりと厳しさ、そして理不尽さはもはやパワハラの域を超えています。
それでも世の女性たちの憧れの雑誌「ランウェイ」でなんとか彼女についていこうとスタッフたちはみんな必死。
アンディーも「1年だけ頑張ったら、もともとやりたかった文芸誌を目指す」と言いながらファッション業界で奮闘するのですが……。
仕事をする女性なら、共感するポイントがたくさんあります。
恋と仕事の両立の難しさは、誰もが抱える悩みですよね。
急な残業に振り回されたり、デート中に上司から呼び出されたり……アンディーと恋人のネイトの関係にも次第に暗雲が立ち込めます。
「わかる!」「あるある!」と思わず頷いてしまうエピソードの中でも、大切な友人に「あなたは変わった」と言われてしまったときの息苦しさや孤独さは、観ていて胸が詰まります……。
そんな中でも、次第に評価を受け始め、仕事にオシャレに覚醒していくアンディーの姿にはワクワクしっぱなし。
最後まで鬼編集長のサンドバッグ状態の彼女ですが、最終的にどんな選択をするでしょうか?
女同士の戦いは最後まで見逃せませんよ。
センス0からファッションの最前線で働くようになったアンディーの大変身や、ミランダや「ランウェイ」スタッフたちのおしゃれすぎる普段着やパーティードレスなど、映画を観ている間、ずっとときめきが止まりません。
なかなか手の届かないブランド品も、気持ちを昂らせるための女の戦闘服だな……と実感します!
「プラダを着た悪魔」を観ている間からショッピング熱が湧き上がり……そんな視点からも、働く意欲が沸く秀作となっています(笑)。
アンディーを見事に演じきり、この作品が出世作となった主演女優のアン・ハサウェイは、ハリウッドでの地位を不動のものにしました。
そして、アカデミー賞の常連中の常連であるメリル・ストリープは、美しさも迫力も圧巻で、ものすごい存在感を放っています。
2人の会心の名演技も必見ですので、ぜひお楽しみください。
以上ベスト5をお届けしました!
こちらでご紹介した映画のヒロインの共通点は「決して諦めない」こと。
どんなときでも前向きにひた走る女性は、いつでも輝いていますよね。
こちらの記事では “お仕事編”を紹介しました!
それ以外にも、戦うヒロインが活躍する“アクション映画編”や、実在した方の人生を描いた“伝記映画編”など色々あります。
アクションシーン満載のSF映画や、スーパーヒーロー映画、憧れの女性スパイなどまだまだ盛りだくさんで名作をお届けします。
おすすめ作品をじっくりご紹介しますので、お楽しみに〜!
text:南々井梢
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