1.作っていない、素の自分

彼氏を作ろうという思いで行動している時、どうしても出会う異性を「付き合えるか、付き合えないか」だけで判断しがちです。
特にすぐに「付き合いたい」と感じる相手に対しては背伸びをしてしまい、気づかないうちに素の自分を出せなくなっているのかもしれません。

取り繕った態度は、男性にも見透かされます。
気づかない人もいるかもしれませんが、あなたがいいな、とすぐに思えるような人間力の高い人ほど、そういう態度を見抜くのです。
あまりに異性を恋愛目線でばかり斬りすぎると、下心がマイナスに映ってしまうこともあるでしょう。

2.急いでいない、心の余裕

彼氏が欲しい！と思っている時は、焦っている時です。
周りの状況と比較したり、将来への不安から「そろそろ彼氏を作らなきゃ」と義務的に考えてしまう人もいます。

しかし、急いては事を仕損じるもの。
急ぎの恋では、表向きのオプションに気を取られてしまったり、相手としっかり交流する前に告白してしまったりと、相手に不信感を与えるような行動を取ってしまいがちです。

「急いでるから、とりあえず好きになった」と言われて嬉しいと感じる人は多くないでしょう。
自分に余裕のない人は、相手を楽しませることも忘れがち。
心に余裕がある人の方が、異性から見れば魅力的に見えるはずです。

3.病んでない、自己肯定感の高さ

彼氏を欲しているタイミングというのは、自分や未来に不安を感じていることも多いでしょう。
一人で過ごす休日に寂しさを感じていたり、彼氏がいない自分を卑下してしまう人もいます。

その不安が、あなたの魅力を消してしまうこともあります。
将来に不安がなく未来に希望を感じていた時のあなたは、もっと主体的で肯定感にあふれていたのではありませんか？
彼氏を求めすぎているタイミングは、いつもより卑屈に物事を考えてしまいがちかも。

寂しさや不安を感じること自体は仕方ないので、自分が不安定なことに自覚を持つといいかもしれません。
彼氏がほしい、ということが日々の目標だとしても、あまりそこにばかり向き合いすぎず、たまには全て忘れて、友人と楽しい時間を過ごしてみて。

フラットな恋の方が、長続きするもの

たとえばメイクやコーデも、あまり気合いを入れすぎると日常とのギャップが生まれてしまいます。
あなた自身もそうです。彼氏を作ろう、と努力しすぎてしまうと、普段のあなたとのギャップも大きくなります。
たとえ彼氏ができたとしても、ギャップが大きいと上手くいかなくなってしまう、ということも。

友人が忠告してくれる「彼氏はほしいと思っていない時にできる」という言葉は、少し背伸びしているなあなたへの、遠回しな気遣いなのかも。
邪険に扱いすぎず、自分を振り返るきっかけにしてみてください。

text：ミクニシオリ