5位 新感染半島 ファイナル・ステージ

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作品情報
日本公開/ 2021年1月
上演時間/116分
監督/ヨン・サンホ
出演者/カン・ドンウォン｜イ・ジョンヒョン｜キム・ドユン｜クォン・ヘヒョイ・レ

あらすじ

韓国では謎のウィルスによるゾンビパンデミックが起こってから4年。
当初は安全とされていた釜山もゾンビに侵食され、生き残った韓国人たちは難民として外国へ逃れていた。
元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は香港で落ちぶれた生活をしていた。
韓国からの避難の際、姉と甥を亡くして以来自暴自棄な暮らしをしていたが、閉鎖された半島から、トラックに残された大金を運び出すという計画に参加することになり……。
荒廃した半島にはゾンビたちの他、生き残った人間が民兵となって独自のコミュニティを作り、暮らしていた。
トラックを運び出すのは難航を極め、ジョンソクは、半島に残された一般人の家族と出会い命を救われる。
「一緒に半島から出よう」と家族のためにジョンソクは奮闘するが……。
敵はソンビたちだけなく“人間”だった。

解説

こちらは全世界で興行収入約6000万ドル(約61億7千万円)と、大ヒットしたゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編で、前作から4年後の未来を描いています。
 
2作目なのでシリーズものかと思いきや「こんなスケールの展開なんだ！」と観てびっくり！
前回は、走る特急電車内で起きる密室ゾンビパニックでしたが、今回はまったく違います。
登場人物や舞台も一新したアナザーストーリーなので、「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観てない方でも十分楽しんでいただけますよ。
 
まるで近未来SFのように荒廃した地の世界観は、本当に壮大です。
そして前作よりもかなりアクション映画要素が強いのが「新感染半島 ファイナル・ステージ」の特徴でもあります。
中でも、なんと見せ場はド派手なカーアクション！
しかもこれ、人間VS人間の戦いに、追いかけてくる暴走ゾンビ集団なので、逃げ場がまったくありません。
ゾンビに追われながら人間同士の死闘という絶望的な状況が、実に怖いんです……。
 
半島に残された人間たちの多くは民兵となり、狂気の中で暴力集団となり暮らしています。
しかし、一方で本当に取り残されてしまった一般人には家族の絆がありました。
 
主人公のジョンソクは、自分は香港に逃れたものの、姉と甥を失ってしまった悲しみが癒えることはありません。
しかしゾンビだらけの半島で必死に暮らす家族と出会い「なんとか生き抜いてここを出よう」という思いを強く持ち、変わっていきます。
憂いを秘めたジョンソクが、出会った家族を救うためにたくましく変わっていく姿、ときめきます……。
 
とくにその家族の長女、ジュニちゃんがかわいくて健気。
そして抜群のドライビングテクニックを持ち、めちゃくちゃかっこいいんです！
カーチェイスのシーン、ぜひ注目してみてくださいね。
ジェニちゃんはまだ子供なのにも関わらず、正義感と愛に溢れ、本当に輝いています。
一方でこの映画にはクズな自分本位で暴力的な大人たちもたくさん出てきます。
その分、この健気に生きる家族たちだけは助かってほしいと、切実に思うのです……。
 
怒涛の展開はどんでん返しの連続で、1秒も目が離せません！
スピード感あふれる展開はスリル満点で、大迫力ですよ。
 
ラストは、いわゆる韓国映画らしい、劇的な音楽とスローモーションを駆使した超長尺の感動クライマックスシーンがじっくりたっぷり。
ゾンビ映画なのにこんなに泣けるの！？と驚いた方も多いのではないでしょうか。
 
そして物語を通して、ゾンビより怖いのは人間なのでは……と実感することでしょう……。
悪役含め、癖の強いキャストたちの狂気的な演技もお見逃しなく！
 
バイオレンス度　　　　　　★★★☆☆
グロ度　　　　　　　　　　★★★★☆
ゾンビの足が速すぎる度　　★★★★★
 
※ゾンビものなので、もちろんグロいです！
ただ、ホラーとしての怖さというよりアクション感強めなので、夜眠れなくなるような感じではないです！
それにしても、前作に引き続き、このシリーズのゾンビは足が速すぎて逃げられる気がしません……(涙)

4位 ミッドナイトランナー

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作品情報
日本公開/ 2018年3月
上演時間/109分
監督/キム・ジュハン
出演者/パク・ソジュン｜カン・ハヌル

あらすじ

警察学校の同級生ギジュン(パク・ソジュン)とヒヨル(カン・ハヌル)は、性格は正反対だが苦楽を共にする悪友。
感情でつっぱしるギジュンと、理論派で慎重なヒヨルは2人で自然とバランスを取り合っているデコボココンビだ。
そんな2人はある日、夜の街で、女性が男たちの車に連れ込まれる誘拐事件を目撃してしまう。
一刻も早く助けなければと警察に通報するが、対応は遅い。
痺れを切らしたギジュンとヒヨルは意を決して、自分たちで女性を救おうと動き出すのだった。
事件を追う2人は、女性が「卵子ビジネス」「臓器売買」という組織的犯罪に巻き込まれていることを突き止め……。

解説

みなさん大好き！バディーものの王道痛快アクションです。
こちらは、今を輝くパク・ソジュン(「梨泰院クラス」などでおなじみ！)とカン・ハヌル(「椿咲くころ」で大人気！)が共演ということでも口コミでも話題になりました。
2017年製作のこちらの映画ですが出世作として一役買い、今や2人とも韓国を代表するスターとなりました！
 
舞台は警察学校。
正義感の強い2人の警官の卵が、厳しい訓練を乗り越えて成長する姿や、組織の在り方について疑問を抱く姿が実に輝いて見えます。
 
行動派で熱い男のギジュンと、少々神経質で理論派のヒヨルの友情、とても美しいです。
2人に共通するのは強い正義感。
“困っている人を放っておけない”という思いから、大きな騒動に発展していくのです。
 
2人が追い出した女子大生の連れ去り事件は、やがて犯罪組織の「卵子ビジネス」「臓器売買」につながっていくのですが……。
事件の深刻さや生々しさは、さすが韓国映画ですね……。
こんなこと現実にあったらどうしよう……と身の毛もよだちます。
 
ギジュンとヒヨルもかなり痛い目に遭いますが、2人は諦めません。
アクションムービーといえば、剛腕ヒーローの大活躍で敵をなぎ倒していくイメージがありますが、2人はまだ学生なので、なんだかちょっと弱いんです！
そこがまたこの映画らしさでもあり、思わず手に汗握り、2人を応援してしまいます。
 
しかし、学生たちが奮闘しているのにも関わらず、警察組織の対応はあまりにもシステム的で冷たいのですよね……。
それどころか危険をかえりみず、勝手に犯人を追い始めるギジュンとヒヨルを退学させようという動きも……。
このもやもやする感じは、万国共通なんですね。
 
それもそのはず、本作品は「未満警察 ミッドナイトランナー」というタイトルで2020年に日本でドラマ化されました！
「ああ！このドラマの原作かー！」と思った方も多いのではないでしょうか？
今をときめく中島健人さん(SexyZone)と平野紫耀さん(King & Prince)のダブル主演でこちらも大きな話題を呼びました。
韓国版のバディーと見比べてみても楽しいですよ！
 
バイオレンス度　　　　★★☆☆☆
グロ度　　　　　　　　★★☆☆☆
2人に助けられたい度　  ★★★★★
 
※痛快アクションコメディーですが、やはり日本の作品よりは痛々しい場面も……。
でも、韓国映画の中ではソフトな方です！
さて……ギジュン派かヒヨル派、あなたはどっち！？

3位 EXIT

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作品情報
日本公開/2019年11月
上演時間/103分
監督/イ・グンサン
出演者/チョ・ジョンソク｜イム・ユナ(少女時代)

あらすじ

かつて大学の山岳部のエースだったヨンナム(チョ・グンソク)は、就職を失敗して以来実家で働かずに過ごす日々で家族からもお荷物扱いされていた。
そんなある日、祖母の喜寿のお祝いパーティーが宴会場で行われ、ヨンナムはそこで、山岳部の後輩のウィジュ(イム・ユナ)と再会する。
宴会場の副店長を務めるウィジュは、ヨンナムの片思いの相手だった。
そのころ、街では男が散布した有毒ガスが広がり始めていた。
ついに、ガスはヨンナムたちがいるビルにも迫り、親族一同逃げ始めるのだが……。
ヨンナムとウィジュは山岳部で鍛えたクライミングスキルで上へ上へと逃れていく。

解説

痛快！爽快！ハラハラドキドキが楽しめるコメディー要素強めのアクション作品です！
敵が街に広がる毒ガスで、上へ上へ、ビルからビルへ、とにかく逃げるというのは斬新な設定ですよね。
戦う相手はいないので、生き残るにはとにかく逃げるしかありません。
外から鍵のかかった屋上の扉を開けるために隣のビルに飛び移ったり、壁をよじ登り、ロープを張って綱渡りをしたり……手に汗握る場面の連続です。
元山岳部のヨンナムとウィジュだからこそ免れることのできる災難が続き、登山スキルが存分に活かされるのがとてもおもしろいですよ。
 
ちなみにこの主人公のヨンナム、アクション映画の主役とは思えないくらい、ちょっと情けないところがあるんです。
ニートで実家暮らしのヨンナムは親どころか小学生の甥っ子にまでバカにされる日々を送り、性格も少々弱気です。
ウィジュも感情豊かな女の子で、窮地に追い込まれたときに「死にたくない」と2人でわーわー泣いたり、人間味に溢れまくりで共感できますし、なんだかクスっと笑えます。
 
韓国の家族間でのパワーバランスや、ほほえましい日常の光景もコメディータッチに描かれています。
 
アクションシーンは大迫力ですが、家族愛やラブコメディの要素も強く、脚本もお見事！
温かい気持ちになれますよ。
ネット生配信やSNS、ドローンなど駆使して逃げまくるという今どきの要素もたっぷりで、そこも見どころです！
 
ちなみにヒロインを演じたのは少女時代のユナ。
魅力的な美貌で人気の彼女ですが「ユナちゃんって、こんなアクションスキルあるんだー！」とびっくりしました。
ひたすら登り、跳び、走り、息を吐く暇もありません。
この映画観た人みんな、「ちょっとは体を鍛えよう……」と思うのではないでしょうか(笑)
クライミングのプロでなければ乗り越えられない困難の数々……いざというときのためにボルダリングの練習をした方が……なんて気持ちにさせられます。
 
逃げまどう2人に、ピンチはノンストップで押し寄せます！
遊び心のあるエンドロールも必見です♪
 
バイオレンス度　　　　☆☆☆☆☆
グロ度　　　　　　　　☆☆☆☆☆
ジムに通いたくなる度　★★★★☆
 
※ドキドキハラハラしますがスプラッターなシーンはないので、おうちデートはもちろん、小さいお子様からご家族みんなで楽しめます♪
観賞後はみんなでレッツトレーニング！

2位 エクストリーム・ジョブ

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作品情報
日本公開/ 2020年1月
上演時間/111分
監督/イ・ ビョンホン
出演者/ リュ・スンリョン｜イ・ハニ｜チン・ソンギュ｜イ・ドンフィ｜コンミョン

あらすじ

コ班長(リュ・スンリョン)率いる麻薬捜査班は実績もとぼしく警察内でお荷物的存在だ。
ある日、国際的な麻薬密輸組織の検挙指令が下り、コ班長のチームは、彼らのアジトの目の前にあるチキン店に潜入し捜査を始める。
しかしそのチキン店が閉店することになり、コ班長たちは捜査を続けるために店を買収しそのまま経営を続けることに……。

解説

これぞまさに痛快アクションコメディーの王道です！
韓国映画はサスペンスや犯罪を描くちょっと怖めのアクション作品が多い中、こちらはコメディー要素満載です！
迫力満点のアクションシーンにドキドキしながらも、クスクス笑えるシーンがたくさん詰まっていますよ。
 
実績を上げなければ解散と言い渡されている麻薬捜査チームは、メンバー全員個性が強め。
口喧嘩も絶えませんが、なんだか仲も良さそう。
ハリウッドアクションのような逮捕劇を夢見ながらもヘマばかり繰り返す冒頭から、思わず笑ってしまいます。
警察の上層部からなかなか捜査経費を出してもらえないなど、まるでサラリーマン社会のような現実もおもしろおかしく描かれています。
 
結局捜査のために、麻薬組織のアジトの目の前のチキン店を買収したチーム。
そのまま偽装営業するために経営を引き継ぐのですが、なぜか新商品がバズり、店は大繁盛してしまうのです！
チキン店にお客さんが殺到し、チームはフライドチキン作りに覚醒します。
捜査そっちのけでチキン店の経営に本気を出す流れは、爆笑の連続です！
 
本業の捜査官として犯人たちを追い詰めていく、クライマックスのアクションも圧巻ですよ。
 
それにしても、この作品……。
観ていて、めちゃくちゃお腹が空きます(笑)
韓国でチキン店はたくさんありますが、こちらの麻薬捜査班のフライドチキンが本当に美味しそうで……大流行するのもなんだかわかる気がします！
料理の素人たちがなぜか真剣に(？！)ヒット商品を生み出すまでの流れも、とっても楽しいですよ。
 
ちなみに韓国で大ヒットしたこちら本作品は、ハリウッドでのリメイクも決定しているのでそちらも楽しみです！
 
バイオレンス度　　★☆☆☆☆
グロ度　　　　　　☆☆☆☆☆
お腹空く度　　　　★★★★★
 
※こちらも怖い要素はないので、安心してお楽しみいただける作品です♪
絶対にフライドチキンが食べたくなるので、映画鑑賞のお供にケンタッキーをテイクアウトするのも◎

1位 アジョシ

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作品情報
日本公開/ 2011年9月
上演時間/119分
監督/キム・ジョンボム
出演者/ウォンビン｜キム・セロン｜キム・ヒウォン｜キム・ソンオ

あらすじ

寂れた街で質屋を営むチャ・テシク(ウォンビン)は、元軍隊の特殊要員という過去を隠し、誰にも心を開かずに暮らしていた。
そんなテシクを「アジョシ(おじさん)」と慕い、懐いているのは、同じマンションに暮らすソミ(キム・セロン)という少女だけだ。
ソミの母親は、麻薬トラブルを起こし、組織から拷問を受けた末に、母娘で囚われてしまう。
なんとかソミを探し出し救出しようと、テシクは凶悪な組織と戦う決意をする。
そして奮闘する中で、テシクの悲しい過去が明らかになり……。

解説

1位はこちら「アジョシ」です！
 
では、最初に叫びます！
テシクを演じるウォンビンが、めっっっちゃくちゃかっこいいです！！
大切なことなのでもう一度。
本作品、ウォンビン様のかっこよさが尋常ではありません。
なんなんでしょうね……「かっこいい」という言葉だけでは言い表せない、すさまじい色気と野生みとイケメンっぷりとマッチョを限界まで堪能できる映画です(笑)
語るだけでめまいがしてきます……。
 
深い闇を抱えた男が、少女との触れ合いや、彼女を助けるという前向きな思いから生きる力を取り戻すストーリー……はい。みんなの大好物ですよ！
そんな彼の心理や新たなる決意を、顔を隠す長い髪を自ら断髪するシーンで表しています。
……まあ、個人的には切らなくても……(笑)
短髪ももちろんかっこいいですが！
 
ただ、これも映画観た多くの方が抱く感想かと思うのですが、アジョシ(おじさん)というハートフルなタイトルから想像つかないくらい、けっこうグロいしバイオレンスです！
「これぞ韓国映画……」という描写の激しさなので、鑑賞には注意が必要です。
血、暴力、拷問あります！
 
でも、だからこそ、ソミが巻き込まれてしまった事件の凄惨さや、育った環境の過酷さが伝わります。
また、テシクが抱える過去や感情を爆発させる理由が、はっきりと浮き彫りになっていくのです。
リアルで痛々しい描写は、やはり避けては通れないのですね……。
 
戦う相手は、裏社会にあるいくつもの大きな組織ですが、テシクは本当に孤軍奮闘。
麻薬組織同士の抗争に巻き込まれつつソミを探すテシクですが、彼の味方は誰もいません。
いくら元軍隊の特殊要員で暗殺者だったとはいえ、ソミを救う道のりは長く厳しく、ハラハラがずっと続きます。
ただ、かつては腕の立つ殺し屋だったテシク、最強なんです。
アクションシーンはかなりの見応えなので、思い切り堪能いただけます。
 
「この映画、いったいどんな結末を迎えるんだろう……」とずっと胸が締め付けられたまま物語は進みます。
どうか、ソミが生きて元の生活に戻れますように。
テシクに平穏な日々が訪れますように。
2人の熱演は胸を打ち、ソミとテシクがどうか再会できますようにと、祈る気持ちを抑えることができません。
 
ラストまで本当に目が離せないので、お見逃しなく！
(ちなみに、私はグロ耐性が弱いのでけっこう目を離しました！)
 
バイオレンス度　　　　★★★★★
グロ度　　　　　　　　★★★★☆
テシクが「アジョシ(おじさん)」に見えない度　★★★★★★★★★★
 
※韓国版「レオン」とも言われていますが、バイオレンスは「レオン」の比ではないのでご注意を。
以下、ウォンビンが全然アジョシじゃないことをつっこむのは禁止です(笑)
 
 
以上、おすすめ韓国アクションムービーランキングでした。
こちらすべてAmazon Primeで見ることができる作品です♪
 
テレビやネットドラマではラブストーリーのイメージが強い韓国作品ですが、2000年代から始まった映画人気は、サスペンスアクションや戦争ものなど、シリアスな作品から台頭していったイメージがあります。
男性受けする作品も多いので、彼氏とのおうちデートにもおすすめですよ！
 
ちなみに、どんな映画でも、かならずイケメン主人公のマッチョな体を堪能するための(？！)上半身裸シーンは乱発しているので、心してご覧ください(笑)
 
韓国俳優さんたちの鍛え上げられたバッキバキの体に刺激されて、彼氏もトレーニングを始めてしまうかも？！
 
完成度が高く名作揃いの韓国映画、超大作から隠れた名作まで、ジャンル別に盛りだくさんでご紹介していきますので、お楽しみに♪
 
 
text：南々井梢