「甘えんぼ」と「わがまま娘」は紙一重……！？

まず気をつけなければいけないのは、甘えるという行為はやり方、伝え方を間違えると恋人から「わがまま」「重たい」「メンヘラ」といった悪印象を持たれてしまう可能性があります。
女性から甘えられたいと思っている男性は多いものの、度を超えるとむしろ嫌われる原因になってしまいます。
 
男性にとって気持ちいい「甘えんぼ」と、重たくて面倒な「メンヘラ彼女」との差別化を考えながら、上手に甘えるコツを紹介していきます。
 
1.小さなお買い物での「おねだり」テクニック
 

 
不景気が続いており、昔と比べると金銭的なおねだりを嫌がる男性は増えています。
しかし、時と場合を考えておねだりすることで、男性にむしろ自信をつけてあげることもできます。
 
おねだりする時は、飲食店でのお会計やブランドバックなどの大きなお買い物はNG。
通りすがりのコンビニで買うお菓子やスイーツなどがおすすめです。
ワンコインで済むおねだりなら、相手から見てもがめつい女としては映りません。
小さなおねだりで少しオーバーに喜んであげることで、庶民的で堅実な女性というイメージをつけることもできます。
 
大きなおねだりは男性を困らせてしまいますが、たまにされる小さなおねだりは男性に「彼女を喜ばせることができている」という自信をつけてあげることができます。
せっかく甘えるなら、恋人のメンタルケアにもつながる甘え方を心がけましょう。
 
2.「あえて弱みを見せる」甘えテクニック
 

 
恋人に「もっと頼ってほしい」と発言する男性もいますが、頼るといっても多種多様です。
金銭的な部分だったり、生活のすべてを頼るようなことになると「頼ってほしい派」の男性も結局背負いきれなくなってしまいます。
だからといって、なんでも一人でできてしまう女性と一緒にいると、付き合っている意味、自分がいる意味を苦悩してしまう男性がいるのも事実……。
 
頼ってほしいタイプの男性に甘える時は「男性的なタスク」を彼にお願いしてみましょう。
出先で地図を読んでもらったり、遠出デートでの運転、固いビンの蓋を空けてもらうなど……。
自分でできてしまうことでも、たまには「できない」を演出してあげることで、うまく男性を頼ることができます。
弱みのある女性の方が、男性も甘えられがいがあるものです。
 
3.「罰ゲームで甘える」ギャップテクニック
 

 
普段からしっかりしている女性には、男性がなにか小さな「やらかし」をしてしまった時の罰ゲームとして甘えさせてもらうのもおすすめです。
待ち合わせに遅刻してしまった時や、小さな約束を破ってしまった時など、本来「まったくもう」くらいで終わるレベルのミスを、甘える理由にしてしまうのです。
 
内容は「じゃあ、今日家に着いたら10回キスしてね」「こんなに待ったんだからハグしてくれなきゃヤダ」など、ボディタッチ系がおすすめ。
デート中にされるボディタッチのおねだりが嫌という男性はあまりいないですし、男性側にもデメリットがないからです。
何か理由がないと自分からボディタッチをおねだりできない人や、普段は受け身な女性がこういう甘え方をすると、いい意味で女の子らしさのギャップを与えることができます。

昭和な甘えテクは逆効果……彼のために甘えてあげよう

 
本当に男性から喜ばれる「甘え方」は、自分のために甘えることでなく、男性のために甘えてあげること。
彼に男らしい自信をつけさせてあげたい、彼をキュンキュンさせてあげたいという時にあえて甘えることで、恋人関係を良好に保つための一つの手段になります。
 
自分が欲しいものを買ってもらうことや、面倒なことを頼むなど、自分のためになにか頼む時は「甘える」のではなく彼に「お願い」をするべきです。
まずは「彼のために甘える」ことが上手にできるようになると、彼を手のひらの上で転がして上手にわがままをお願いすることもできるようになるはず。
自分がしていることが彼のための「甘え」か自分のための「わがまま」か、自分で判断できるようになれば、甘えんぼが「メンヘラ認定」されることはなくなるはずですよ。
 
 
text：ミクニシオリ