1.自立している子＝ストレスコントロールのできる子

ここ数年、男性に好きな女性のタイプを聞くと、多くの男性が「自立している子」と答えるようになったことを感じています。
この「自立」とはどういうことを指すのでしょうか。

「メンヘラ＝地雷って思っている男性って今すごく多いから、精神的に自立している子は求められていると思う。例えば、誰かに幸せにしてほしいと思っている子って、精神的に自立していないよね。他力本願じゃないですか。

大変な時には支え合うべきだと思うけど、基本的には自分のストレスは自分でコントロールしてほしい。人生大変なのは男性も一緒なんだから、男性に幸せにしてもらわないと幸せを感じられないって言われたら厳しいかも。その点、自分でコントロールできている子って安心できるんですよ。安定感がある人といる時の方が、自分も安定するもの（28歳・エンタメ関係）」

人生で発生する様々な不安、ストレスをある程度自分でコントロールできること。そういう安定感を持つことで、男性側も安心して女性と接することができるようです。

2.甘えられる子＝ポジティブでためこまない子

男性は女性に母性を求めているもの。
守ってあげたいという男らしさがある一方で、甘えたい、甘やかされたいという願望も持っています。

「甘えたくなる子って、料理ができるとかそういう小手先のテクがある子じゃなくて、いつも元気でポジティブな子。もともとネガティブで弱い感じの子だったら、自分がダメな時でも頼れる、甘えていいって思えないから。

男だって会社やコミュニティでいろいろストレス溜めてくるので、そういう愚痴を言ってもつられてネガティブになっちゃわない子の方が甘えられます。何か嫌なことがあった時でも、お互いにさっと発散して溜め込まない方が、一緒にいて疲れないというか、安心感があります（27歳・IT関係）」

元気でポジティブな人は周りの空気もいい方向に変えることができます。
不安やストレスにいつも怯えているよりも、自分の人生を主体的に楽しめるポジティブな子の方が、男性に安心感を与えられます。

3.自分を理解してくれる子＝弱さを認めてくれる子

男性に「こうであってほしい」と自分の願望を押し付けてしまうと、相手を背伸びさせすぎてしまう場合もあります。

「自分のことを分かってくれている子の前だと、素の自分でいられるのですごく居心地がいいです。自分の理想を押し付けるのではなく、素の僕を受け入れてほしい。誰にだってダメな部分はあると思うけど、そういうところを否定されると、なんのために一緒にいるのか分からなくなる時があります。

男は女より強いと思っている人もいるかもしれないけど、腕力以外は一緒だと思う。ダメな部分があっても、それを受け入れてくれる子の前でなら弱みもさらけ出せます。会社などでは去勢を張ることも多いので、弱みを見せられる子って特別（30歳・出版関係）」

ダメな部分があっても一緒に向き合ってくれたり、短所ではなく長所を伸ばしてくれるような子の前だと、男性は特別な安心感を覚えます。

恋したい子と、ずっと一緒にいたい子は別

男性も「異性として魅力を感じやすい子」と「ずっと一緒にいたいと思う子」は違うことが多いようです。
外見が魅力的だったり、小悪魔的な子には刺激を感じますが、そういう子とずっと一緒にいると、背伸びしすぎて疲れてしまうのです。

男性に生涯の伴侶として選ばれる子は、性的な魅力が強くなくても、男性に安心感や安定感を与えてあげる子。
小手先のモテテクではない部分で男性を安心させてあげられれば、長続きする恋ができるかもしれません。
 
 
text：ミクニシオリ